美の特攻隊

てのひら小説

2014-03-09から1日間の記事一覧

パッセージ

続・探偵

路傍の黒衣がきっと符牒なのだろう。夕暮れを取り急いでいるような婦人のすがたにふたたび出会った。 あれからの日数はしれていたけれど、犯人と目された松阪慶子似の悽愴な死は、限りない青みを帯びて網膜に焼きついているに違いない。 なぜなら澄んだ空気…