美の特攻隊

てのひら小説

2014-08-18から1日間の記事一覧

夏の午後の静か

投函 〜 あの夏へ 21

小首を傾げ気味にした目もとは、身長の差で定置へと配属されたふうに、やや下方から見上げられる面を一層、小悪魔的な挑発で浮かびあがらせると、あたかも純一の視線にそって飛び火して来そうな勢いのまつげが鋭く、際どい電撃になりながらも、信じられない…