迎えの駅を通り過ぎる格好になってしまったが、車で抜けゆく爽快さをおぼえ出すころには、もう山間であり、寄り道が別段遠まわりになったと嘆くこともない。途中で弁当を買い、次第に傾斜がたかまる林道の先にある公園をめざし、孝之は軽やかにハンドルを握…
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