渓流の音を耳にしながら食べる弁当は、緊迫した時間の合間にふさわしくそつがないように思われた。公園まであと少しのところだったが純一の提案は正しかった。が、いざ弁当のふたを開けてみると著しい違いが両目に飛びこんできた。「ごはんが白米だ」純一の…
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