ちび六危機一髪

うとうととろとろとろけるようなねむりのせかいにいたはずなのでした。 どうしてでしょう、ふっと目がさめてしまったのです。ふろばのせんめんだいのすみっこできゅっと足をまるめてねむっていたのです。 しんでしまったと思いましたか。いいえ、ちび六はとうみんしていたのですよ。 なかまたちは寒くなるとえさのむしがい…