美の特攻隊

てのひら小説

2014-10-16から1日間の記事一覧

オヤスミナサイ

夜の河 〜 8

洞穴の出口にようやく近づいてきたのか、ほの暗いなかをいつか想い出のうちに印象づけられた淡い光線が、まぶたの裏に幽かに甦ってきたのがわかり、ためいきに似た気休めをもらすも、しかし軽微な希望であることを決して忘れ去ろうとはしなかった。意識の黎…