美の特攻隊

てのひら小説

2014-11-23から1日間の記事一覧

さまよい

夜の河〜25

太もものつけ根まで左腕を忍ばせるにはどうしても半身を窓際へとひねりこみ、通路側へ背を向けてしまう恰好をとらざる得なかった。となりや斜めうしろの乗客の目がこちらに注がれてないにもかかわらず、きれいさっぱり拭いさることが無理だったのは、これが…