美の特攻隊

てのひら小説

2018-01-01から1年間の記事一覧

恋する恋

額装におさまったふうな横顔を日に何度も思い起こしてしまうので、美子は仄かな水彩が少しづつ塗り重なってくる感じを胸中にとどめておこうと努めた。振り払ってしまうには頻繁過ぎるし、向こうがわに浮上する面影をとりたてて不快とは思わなかったからであ…

SOUL LOVE あるいは飛べない沈黙

SOMETHING ELSE

なぜ未だ「プロヴォーク」か

櫻謳

花影

BLOW-UP

春へ