美の特攻隊

てのひら小説

2014-11-17から1日間の記事一覧

天川

夜の河〜22

流れゆくはずの窓のむこうに時間は生起していない。孝之の目は特異点となることで後退する背景はむろんのこと、初恵の残像さえもその場からにわかに消しさった。するとひとこまが次のひとこまに瞬時に移り変わるようにして、あらたなの姿態が形作られるのだ…