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美の特攻隊

てのひら小説

バンビさんとちび六

さむさむぴゅーぴゅーそとは木枯らし、うとうとスヤスヤおねむがたりないのかな、とろとろぬくぬくハイハイはってあちこちどちらへ、きゅっとまるまり又らいねん。いえいえ、まだもうすこしよ、ちび六、冬眠するまえにおもいでぴかぴか、きぶんツヤツヤ、そ…

ちび六うどん

ぽかぽか陽気でねむねむめざめ、ハイハイはってカサカサスイスイ、あれっ~床がいやにしけっていますよ。おてんきゴロゴロザーザーあめあめふりふり、おひるすぎはたいようギラギラ開いたまどからヒュ~とさわやかな風がまいこみました。ちび六はうきうきそ…

ちび六と豚丼

雨がしとしと日曜日、どの家も窓を閉め切って静かな空気がよどんでいます。 風呂場のすみから、ハイハイはってカサカサヒタヒタろうかをわたってくる気配、なんて知るわけないですよね。 でもまったく関知しないのではありません。おねえさんはちゃんとはえ…

たまごぞうすい

ふろばのかたすみに暖かなひざしがふんわりよどんでいます。めざめはのんびりでした。 ちび六のいちにちが始まります。カサカサスコスコハイハイはってピョンとひとっとびトーンとちゃくちでまたまたハイハイ、春はうららかですね。 きょうは何をしようかな…

ちび六危機一髪

うとうととろとろとろけるようなねむりのせかいにいたはずなのでした。 どうしてでしょう、ふっと目がさめてしまったのです。ふろばのせんめんだいのすみっこできゅっと足をまるめてねむっていたのです。 しんでしまったと思いましたか。いいえ、ちび六はと…

夜霧のちび六

きょうもちび六はげんきにあちこち動きまわっています。 あちこちといってもこのいえの中だけですから、けっこうおなじところをいったりきたりの、かくれてみたり飛びでてみたり、ふわりとちゅうになげだされたように感じたりしているだけなのですが、あさと…

ちび六の冒険

明るみと呼ぶには似つかわしくない場所、けれども明かりが必要とされる日々のありきたりな、気にとめることなんてほとんどないところ、例えば玄関の片隅、寝室へと向かう階段の陰、そして寝室そのもの、醸し出されるのは柔らかな吸収力を秘めており、太陽光…

あんかけ焼きそば(パワーアップ編)

夜が更ければなにかいいことがあるのだろうか、なんて普段あたまに思い浮かんではこない考えが、薄ぼんやりしながら静まりかえった深夜の気配にとけ込んでゆく。 休日なので夕方近くまで目覚めつつもふたたび眠りおちるままでいたから、いつもに比べ遅く布団…